妖怪覚書

ぬらりひょんの孫に出てくる妖怪たちを、古今の妖怪画等と照らし合わせて確定してみたいというだけの、個人的な資料メモです。随時更新(希望)。順序はまちまち。詳しい説明は…閑があれば。

まずは妖怪さん方を勝手ながら三つに分類(乱暴な)。
○T群=これまでに作中で名前と姿が一致した方方(先生の創作込み)。
○U群=表紙あるいはコマの隅等に登場(名前だけも含む)、かつ特徴が既存の妖怪画や説明に準じている(よって見分けられる)方方。
○V群=およそ自信はないもののこの辺りがソースではないかと思われる、不確定情報。


T群
・ぬらりひょん(主人公)
・鴉天狗
・雪女
・首無
・青田坊
・黒田坊
・木魚達磨
・ガゴゼ
・納豆小僧
・豆腐小僧 (納豆小僧としょっちゅう同じコマに居る一つ目。大豆繋がりで仲よさげ。能く見ると両手に豆腐を持っているが、同じくらいかそれ以上にアイデンティティを手放している困った奴)
・河童(若にキューリ貰ってる)
・鴆(作中では「ぜん」、ピンインを無理矢理カタカナにして「チェン」(?)、一般的には「ちん」、先生のソースが知りたい)
・蛇太夫
・おぼろ車
・毛倡妓(キャラにテコ入れされました)
・旧鼠
・塗仏


U群
・猫目の爪(表紙には堂堂と出ています)
・手の目(地味だが地味に登場コマが多い)
・火車
・白澤(カトブレを思って泣けた)
・天井下(てんじょうくだり)
・百々目鬼(とどめき、どどめき/頭から着物(布)を被り、腕に無数の目がある図像)
・経凛々(きょうりんりん/総会で木魚達磨の隣に居る)
・濡女(ぬれおんな/人面蛇体で奴良さんちの木に巻きついてる)
・大首(見分けポイントはお歯黒)
・絡新婦(第一幕、首無の台詞参照)


V群 もう相当にいい加減。?ばかりです。
・倩兮女(けらけらおんな)
・不落々々(ぶらぶら/見た目は提灯お化け)
・ろくろくび
・おとろし
・山童(やまわろ)
・琵琶牧々(びわぼくぼく/←人体+琵琶の頭ならこっち。琵琶本体から手足が出てたら琵琶の付喪神)



うお、少ない。でもまあ一先ずこんなところで。
意外と判別するのに悩んだ事実に凹みます。
果たしてこれが創作メモとしてどこまで役に立つかは不明。一体何をしているのかと思いつつ、楽しいので仕方ない。
勘違いや抜けは常にあり得るし、それでなくとも個人的すぎるメモですが、もしもどこかでお役に立ったりしたら幸いです。

単行本が出たら頁とコマを記入するべきかも知れませんが、多分やりません。

2008/04/14 LIZHI
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